ごはんの正しい食べ方
こないだ、知人と外食していたときのこと。
お互い向かい合わせに会話をしながら食事をしていたら、
ふと知人のごはんの食べ方が気になった。
何かが違う。。
違和感を感じながら、「おじゃまします」と心の中で一言ことわりを入れて、
知人の食べる様子をさりげなく観察させてもらった。
おかずを口に運ぶ〜咀嚼〜ゴックン。
ごはんを口に運ぶ〜咀嚼〜ゴックン。
やっぱりだ。
ごはんとおかずを分けて食べている。
ごはんとおかずは口の中で一緒にして食べるのが当然な自分にとって
それは好奇心をそそるものだった。
無礼を承知で,
その斬新で不思議な食事法を取り入れているのはなぜですか?
と聞いてみた。
知人曰く、
これは全然不思議なことでもなんでもないし、逆にごはんとおかずを口の中で
一緒に食べる方こそ違和感がありましてよ、とのこと。
なぬを?
では自分の食べ方が違っているのか?
数日後、飲み屋でまたその知人と一緒になる機会があり、
他の知り合いも巻き込んで
ごはんの正しい食べ方について聞いてみた。
同席者たちから返ってきた答えは、
ごはんとおかずは”分けて食べる”だった。
勝利を疑わず、意気揚々とリベンジを挑み、
見事に砕けて散ったベジータのような気分だった。
いや、待て待て。
我が国には”三角食べ”や”口中調味”といった和食を美味しく味わうための食習慣が昔から
あるわけで、ごはんとおかずを一緒に食べる行為が間違ってるとは思えない。
翌日、こっそりと分けて食べる方法を試してみた。
たしかに食べ方として上品でスマートな感じがする。
でもしっくりこない。
そもそも、これだけ和洋中カオスな今の食生活において、
食べ方に○×をつけようとしてる自分自身が間違っているのかもしれない。
そういうことにしておこう。


